遺言書作成サポート

●「遺言書を自分で書いてみたが、内容や形式は法的に問題ないか、自分で保管しておいてもよいか。」→民法上、自分が作成した遺言書は自筆証書遺言と言われ、法的に有効であるには、その内容や形式が民法の規定に適合したものでなければいけません。また、保管方法については、決まりはないので、どのように保管していても問題ありません。当然のことですが、ご自分の死亡後に、ご家族の方に見つけてもらいやすいように、また紛失しないように保管しておかないといけません。このように、自筆証書遺言は他の者の力を借りずに、自分一人で全て完結しますが、作成上の不安や管理の手間などの難点が、少なからずあると思います。
法務局では令和2年7月10日より、「自筆証書遺言書保管制度」というものが始まっています。この制度はその名称のごとく、国の行政機関である法務局が、自分で作った自筆証書遺言を、法律に基づき保管してくれるものです。この制度を利用すれば、管理の手間の問題はクリアされます。あとは、作成上の不安をどう取り除くかです。
当事務所では、司法書士があなた様が作成された遺言書を、法的に問題ないか、などをチェックいたします。問題があれば、是正方法もお教えします。また、「自筆証書遺言書保管制度」の利用をご希望ならば、保管申請のための必要書類を収集し、申請書も作成します。このように当事務所では遺言書作成全般を支援いたします。